最強のノーツ幅はどれ?最強ノーツ幅ランキング!
この記事は、『うみぐりゃーずアドベントカレンダー Advent Calendar 2022』12/16分の記事です。
皆さん、こんにチワワ!!!🐱(←これはネコ)
最底辺うみぐりゃーのハッシウムです。本日はこの場で
「最強のノーツ幅はどれ?最強ノーツ幅ランキング!」
を第3位から発表させて頂こうかなと思っております。
★第3位★6/16幅
悪魔の数字なので間違いなく強いです。おぞましい。
★第2位★16/16幅
デカいので当然強い。ノーツ幅って力士と一緒なので。
★第1位★1/16幅
ノーツ幅ってフィギュアスケート選手と一緒なので。
いや~。とっても実用的なランキングでしたね!!!!
今これ、「25文字×20行のメッセージ」になるように
なんとか調整しようとしながら書いてるんですけど、
こんなに話すこと無いもんですかね、ビックリです。
せっかくの機会なので、前から思ってたけど誰にも
言う機会が無かった気付きをここに書いちゃいます!
「眠れる森の美女」って童話あると思うんですけど、
あれ母音だけ見ると「エウエウオイオイオ」なんです。
なんか、ものすごくバカっぽくてかわいくないですか?
やっと20行目!DM等で上の感想お待ちしてます。では。
改めましてハッシウムですが、ここからはおまけです。本題じゃないし全然無視してもらって構いません!!
おそらく全うみぐりゃーの中で一番譜面の質が低い僕ですが、良い譜面を一切作れない代わりに、他のどの譜面ジャーさんよりもノーツ幅の事を気にしているという絶対的な自信があるので、ここでノーツ幅が持つ性質、みたいな話を少しだけしようかなと思っています。
僕の譜面を見たことがある方の中で、譜面が好みでないなと思っている方は、「譜面作るの下手なくせに何語ってんだ?????」となる前にこの記事を読むのを止めることを強く推奨します!!!!!!!!!!本気で言ってます お願いします
目次
階段状にピッタリ収まるノーツ - 単ノーツ編
ノーツ幅クイズ・1問目
突然なんですがここで問題!!
ある個数の4/16幅ノーツをレーン端から端まで階段状に配置する時、それぞれのノーツ間のズレを全て同じ大きさにできる形って、何パターンあるでしょう?
例)
5個だと全てのノーツ間のズレを3レーンで統一することができますが、
6個だと統一できません。画像だと2レーンのズレと3レーンのズレが混在してしまっています。
- 2個・12レーンズレ
- 3個・6レーンズレ
- 4個・4レーンズレ
- 5個・3レーンズレ
- 7個・2レーンズレ
- 13個・1レーンズレ
の6パターンです。
後半の2つはあまり見ないですが、前半の4つはいろんな曲で見たことあると思います。
後半2つが見られる譜面をいくつか紹介しておきますね!!(クリックで開閉)
24分(8分3連)の音に合わせて置かれてます。他の譜面でもn分3連に合わせて置かれてることが多い気がします。
16分で使うことってあんまりないので、ちょっと特殊な使い方だなと思って載せました。
直前に4/16幅×5個も登場してますね!!!!!
直前にも4/16幅×4個、×5個が登場してます。
これは13個のパターンです。そんな音は鳴ってない
後ろに続く譜面に合わせて32分と24分を上手に使い分けています。えらい!!!!そんな音は
逆に言うと、これ以外の個数の4/16幅ノーツは等間隔のズレで並べることはできません。
並べようとした場合はこんな風になっちゃいます。本家譜面にも登場してますね🤐
4/16幅タップが端から端まで6個並んでますが、等間隔になっていません。
ところでこういうノーツが等間隔のズレでピッタリ収まってる配置、見てて気持ちよくないですか?????
僕がスーパー綺麗好きだからなのかもしれませんけど、こういう配置は個人的には整合性が取れていて美しいように感じるので、使えるタイミングがあったら積極的に使うようにしています。
この記事では、こういうノーツが等間隔のズレでピッタリ収まってる配置についていろいろ書いています。どうすれば置くことができるのか、どういう良さがあるのか、とかです。
※これ以降この記事は「等間隔のズレでピッタリ収まってる配置は基本的に綺麗」という前提で話が進んでいきますが、みなさんにそのように感じることを強制しているわけではありません。綺麗だと思わない、むしろ汚いと思う人がいても何もおかしくないです。
あと僕はズレが等間隔でない階段配置が汚いと言っているわけではありません。
ノーツ幅クイズ・2問目
では次の問題です!!
ノーツを5個レーン端から端まで階段状に配置する時に、それぞれのノーツ間のズレを全て同じ大きさにできるノーツ幅は、何種類あるでしょう?(ここでは、5/16幅や7/16幅のような、実際は存在しないノーツ幅も考慮に含むものとします。)
例)
4/16幅ノーツは3レーンずつのズレで5個をピッタリ収めることができますが、
5/16幅ノーツはどうやっても収まりません。
- 4/16幅を3レーンずつずらす
- 8/16幅を2レーンずつずらす
- 12/16幅を1レーンずつずらす
の3種類です。本当は12/16幅は存在しないけど!!
4/16幅×5個も8/16幅×5個もよく見かける配置ですね。
こっちも逆に言うと、これ以外の幅のノーツはすべて5個ではピッタリ並べられないということになります。こちらも本家の例を1つだけ…
6/16幅のスライド中継点が5個並んでますが、等間隔にはなっていません。後ろの4/16幅×5個は等間隔に並んでますね!!
ピッタリ収まるノーツ幅/数の探し方
こういうノーツ幅/数の探し方として、
n/16幅ノーツは、(16-n)の約数+1個並べるとピッタリ収まる
という性質が利用できます。例えば4/16幅ノーツなら、
16-4=12
12の約数は1・2・3・4・6・12
それぞれに+1した2・3・4・5・7・13個の時にピッタリ収まる
こんな感じです。今日は12/16日ですけど、仮に12/16幅ノーツが存在した場合は、4の約数に+1するので2・3・5個の時にちょうど収まります。
全部まとめてみました。
ノーツ幅 | 個数 |
---|---|
1/16 | 2・4・6・16 |
2/16 | 2・3・8・15 |
3/16 | 2・14 |
4/16 | 2・3・4・5・7・13 |
5/16 | 2・12 |
6/16 | 2・3・6・11 |
7/16 | 2・4・10 |
8/16 | 2・3・5・9 |
9/16 | 2・8 |
10/16 | 2・3・4・7 |
11/16 | 2・6 |
12/16 | 2・3・5 |
13/16 | 2・4 |
14/16 | 2・3 |
15/16 | 2 |
16/16 | - |
4/16幅だけ圧倒的に多いですね!!!!4/16幅の使い勝手の良さは、このピッタリ収まるパターンの多さ、つまり12の約数の多さによるものだと個人的には考えてます。(もしこのゲームにレーンが15個しかなかったら、3/16幅ノーツが大活躍してたかも??)
7/16幅とか存在しないノーツ幅もありますが、複数のノーツを繋げて他の幅にする機会って結構あるので載せてみました。例えばこういう時!!
「n/16幅ノーツは、(16-n)の約数+1個並べるとピッタリ収まる」ので、偶数幅のノーツは絶対にピッタリ3個並べられるという性質があります。
ついでに言うと、「奇数個のノーツを敷き詰めるためには(16-ノーツ幅)が偶数の約数を含んでいる必要がある」ので、奇数幅のノーツは絶対に奇数個並べられないです。
ホールドが7/16幅×4個です。使い方がオシャレ!!!!
9/16幅や11/16幅だったらピッタリにならないので、絶対わざと10/16幅にしてます。
10個置けるのは7/16幅だけなので、ここでこの幅を選んだのはかなり偉い!!!!!!!!!!
ノーツ幅の『必然性』
ここまで読んだ上で皆さんに気付いて欲しいのが、「この性質を知っていたとしても、作譜中の曲にその数の音が連続して鳴ってる箇所が無かったら、この性質は使いようがない」ということです。
さっきの表に「6/16幅×11個」とありましたが、音がちょうど11個鳴ってる箇所が存在する曲なんてなかなか無いので、これを知ってても使う機会はほとんど無いです。
というわけでここから、僕と友人の間で勝手に提唱している『ノーツ幅の必然性』という概念の話に移ります。
『必然性』って何??
「6/16幅×11個」や「2/16幅×15個」のような、使いどころが限られ過ぎている配置を、ピッタリその数の音が鳴っているフレーズで使えているすごい譜面がごく稀に存在します。
そういう譜面を僕は『必然性がある』という言葉でめちゃめちゃ高く評価します。また、そういう配置を『必然性配置』と呼ぶことがあります。
必然性の意味を調べてみます!!
…ちょっと間違った使い方してるかもしれませんが、「その曲のその箇所(がその音数)だからこそできる階段配置だね!!他の曲じゃできないことをやっててえらい」とか「逆にこのゲームのレーンが16個なの、その曲のその箇所でその配置をするためなのでは…?とすら思っちゃったよ」みたいな意味で使ってます。
言葉での説明が難しいので、僕が全譜面の中で特に必然性が強すぎると思う配置をいくつか紹介します。百聞は一見に如かず、これで伝わってほしい!!
この配置を見た時、シンプルに「ありえない事が起きたな」と思いました。6/16幅×11個がこんなに似合うフレーズって存在したんだね…。
(それまでずっと等間隔じゃない3/16幅の階段を見せられていた分)めちゃめちゃビックリしました。2/16幅×15個ってこんなに綺麗なんだ…。
メロディにも完璧にマッチしているのでこれに勝る2/16幅×15個の使い方は今後登場しないんじゃないかなとすら思ってます。そもそも2/16幅×15個を使う機会が全然無いですが。
4/16幅×5個、×7個、×4個自体は別に珍しい形ではないんですが、この配置は、曲を聞いて「8分で音が5個、7個、4個鳴っている」と認識した後に、これが全部4/16幅を端から端まで敷き詰めれる数であるということに気付かないと絶対にできない配置なんですよね。
僕は絶対に気付けません、天才です…………。
「全ての譜面は個性を一切持たないべきだ!!」と考えている人は流石に一人もいないと思うのであえて『良い』という言葉を使ってみますが、基本的に「その曲でしかできない配置」を取り入れている譜面は、それを取り入れていない譜面よりも『良い』です。
そして上で紹介した配置は、別に「スライドがすごい曲がり方をする」とか「レインボーンですごい演出をする」みたいなヤバ天才発想をしているわけではないのに、この配置を音数が揃っているという良さを残したままいろんな曲に流用するのはほぼ不可能です。そういう意味でこの配置達は確実に「この曲でしかできない配置」に該当します。
「この幅のノーツはこの個数並べるとピッタリ収まる!!」というちょっと計算するだけで導き出せてしまう簡単な性質が、「その曲でしかできない配置」に結び付いているわけです。つまり、『必然性配置』は『良い配置』の中で最もヤバ天才発想が必要ない配置…これってもう…必然性配置のことを『良い配置の《イデア》』と呼んでもいいんじゃないですか……???
『必然性』を広く捉えよう
なにも必然性は単体のノーツをレーン端から端まで階段状に並べた時にしか確保できない物ではありません。必然性という概念を広く捉えて、より気軽に譜面に取り入れられる物にしていきたいですよね!!!!!?!?!!?
その方法の1つとして、『複数のノーツを1つのグループとして考える』例を紹介します!!他にもいろんなやり方があるので、皆さんにも考えてみてほしいです。
事例その1
こんな配置があったとします。よく見る4鍵階段ですね!! この4ノーツを1つのグループとして、まとめて認識してみましょう。
このグループは16レーン中13レーンを使用しています。ということは…
ノーツ幅 | 個数 |
---|---|
1/16 | 2・4・6・16 |
2/16 | 2・3・8・15 |
3/16 | 2・14 |
4/16 | 2・3・4・5・7・13 |
5/16 | 2・12 |
6/16 | 2・3・6・11 |
7/16 | 2・4・10 |
8/16 | 2・3・5・9 |
9/16 | 2・8 |
10/16 | 2・3・4・7 |
11/16 | 2・6 |
12/16 | 2・3・5 |
13/16 | 2・4 |
14/16 | 2・3 |
15/16 | 2 |
16/16 | - |
1レーンずつずらしながら4回繰り返すことで、レーン端から端までピッタリ収まるのでは…??と考えられるわけです。
一応2回でも収まるんですけど、2回で収まるのは13レーン使用しているこの配置ならではの特徴とは言えません。ので今回は扱いません。
かっこいい~~~~~~!!!!!!!!!!!!!
1:07にオシャレな4/16幅×5個もあるのでついでに見ておくといいかもしれません。
等間隔じゃないですね!!!これが悪いとか言っているわけではないんですが、事実として等間隔じゃないです。
事例その2
ではこの配置はどうでしょう。同じ4鍵階段ではありますが、この配置は16レーン中14レーンを使用しています。つまり…
ノーツ幅 | 個数 |
---|---|
1/16 | 2・4・6・16 |
2/16 | 2・3・8・15 |
3/16 | 2・14 |
4/16 | 2・3・4・5・7・13 |
5/16 | 2・12 |
6/16 | 2・3・6・11 |
7/16 | 2・4・10 |
8/16 | 2・3・5・9 |
9/16 | 2・8 |
10/16 | 2・3・4・7 |
11/16 | 2・6 |
12/16 | 2・3・5 |
13/16 | 2・4 |
14/16 | 2・3 |
15/16 | 2 |
16/16 | - |
この形だと、4回よりも3回繰り返す方が良さそう!!!となるわけです。
繰り返したい回数によって、いろんな階段を使い分けていきたい所!!!
3回繰り返しているのでピッタリ収まっています。明らかに3回繰り返したいフレーズなので、この幅を選んで正解だと思います。
ちょっと話ズレるんですけど、僕この譜面のノーツデザイナーさんが全ノーツデザイナーの中で一番好きでして…。そしてその1番の理由が、「必然性配置をめちゃめちゃ使いこなしているから」というものなんです。彼、ほんとにすごいんですよ??
彼推しの方は、ノーツ幅にも注目して譜面のことを見てあげてほしいです。
4回繰り返そうとしたせいでレーン外にはみ出ちゃってます。必然性は感じません。でもこれ逆にテクニカルだな!!!!!!!!??!???
はみ出る配置にもそれはそれで別の良さがあると思うので、「13/16幅×4回にするべきだった!!」とかは絶対に言えませんが、14/16幅×4回がうまくいってない配置例が他に見つからなかったので仕方なく紹介しました。ごめんなさい。
(12/26追記: 見つけました。https://youtu.be/km9BL9w34Js?t=126 )
まとめ
楽しかったって言ってください
おまけのおまけ
必然性の確保方法のヒント
必然性の確保方法として他には「ノーツ幅を一定の大きさずつ変えながら移動させる」とかがあります。ちゃんと説明しようとしたら長くなっちゃうので、ヒントになる譜面だけいくつか紹介しておきます。
- Like the Wind [Reborn] [MAS] - 46小節目・12/16幅→4/16幅
- ようこそジャパリパークへ [MAS] - 14小節目・9/16幅→12/16幅
- 乙女のルートはひとつじゃない! [MAS] - 67小節目・11/16幅→8/16幅
- キュートなカノジョ [MAS] - 77小節目・4/16幅→8/16幅
僕はこの4つのうち2つの配置に必然性を感じます。どれとどれかな!?!?!?